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カテゴリー「KT88部品」の2件の記事

2016/07/15

KT88プッシュプルアンプ 使用部品(2)

B電源整流基板に搭載する部品です。
456v





オペアンプ電源整流基板に搭載する部品です。
75v





(Ⅰ)整流用ダイオード
最近の技術トレンドに流された感が無きにしも非ずですが、B電源用にはロームのSiCダイオードSCS105KGCを、オペアンプ用には同じくSCS106AGCを使いました。この耐圧のショットキーバリアダイオードはSiCしかありません。確かに、50〜60Hzの周波数で1A以下を整流するのに必要なのか???ですが、新し物好きの私はこの素晴らしい特性に惹きつけられました。

(Ⅱ)コンデンサ
ニチコンのスナップインタイプで汎用品のLLSシリーズを使いました。B電源用は400V680uF、オペアンプ電源用は100V4700uFです。




+465V安定化基板に搭載する部品です。
465v





±75V安定化基板に搭載する部品です。
75v_2





±15V安定化基板に搭載する部品です。
15v





電源ケースの実装部品です。
Photo







2016/07/12

KT88プッシュプルアンプ 使用部品

KT88プッショプルアンプに戻ります。


アンプ基板に搭載する部品です。
Photo



(Ⅰ)抵抗
1/4Wと1/2Wはタクマン電子の金属皮膜抵抗REYシリーズを使いました。可変抵抗は3回転タイプのコパルTM-7EPです。


(Ⅱ)コンデンサ
電解にはニチコンのUKZシリーズを使いました。パスコン0.1μFはセラミックです。信号系にはポリプロピレンコンデンサを使っていますが、100pFより小さい容量はマイカにしています。ポリプロピレンは、日精電機のAPSシリーズとアムトランスのAMCHシリーズです。



電解コンデンサですが、私はカタログにオーディオ用と書いてあるとすぐに飛びつくタイプで、そのため高額の出費を強いられています....。しかし、アキュフェーズの製品カタログを拡大してみると、出力段の整流回路を除きほとんどの基板で汎用品を使っているように見えます。メーカーはコストも考えなければいけないですから、良い物は何でも使えるという環境にはないのが実情です。とはいえ、ベテラン設計者が多く在籍し、長年続いている高級ブランドの部品選択は一考に値すると思います。




アンプケースの実装部品です。
Photo_2