まとめ DG-58を使ってリスニングルームの音響を改善する

スピーカの設置からイコライジングまでDG-58を用いたリスニングルームの音響改善について私流のやり方を説明してきました。

スピーカの配置例を五つ、イコライジングの調整パターンを一つ紹介しましたが、実験した配置や調整パターンはその何倍もあります。一ヶ月間、音楽ではなく”ピー”や”ガー”の調整音ばかり聞いていました。そこから見えてきたことを列挙してみます。

イコライジング DG-58を使ってリスニングルームの音響を改善する

今回はDG-58を用いたイコライジングについてです。

ここまで書いてきた音場補正はスピーカーや部屋の特性に起因する周波数特性の凹凸をできるだけ滑らかにするもので、化粧の下地作りのようなものです。しかし、フラットな特性のままでは音楽が楽しく感じられません。邪道とおっしゃる方もいると思いますが、適度なイコライジングを施すことによってびっくりするほど音楽の表情が変化します。

トップ画面のEQUALIZERから入ります。

音場補正 MANUAL DG-58を使ってリスニングルームの音響を改善する

今回はMANUAL調整です。

これまで紹介したFLATやSMOOTH、CUSTOMの音場補正を行なった後、補正の足りないところや補正しすぎのところを手動で調整する作業になります。DG-58の音場補正は±12dBの範囲で行われますが、大きな補正を多用すると聴感上の違和感が出てくるので手動の調整を加えることが大切になります。今回は私流の調整方法を紹介したいと思います。

トップ画面のSETTINGから入ります。

音場補正 CUSTOM DG-58を使ってリスニングルームの音響を改善する

今回はCUSTOM補正を実行した結果を紹介します。CUSTOMはあらかじめ設定した目標カーブに近づくよう音場補正を行うものです。

トップ画面のSETTINGから入っていきます。

音場補正 FLATとSMOOTH DG-58を使ってリスニングルームの音響を改善する

音響特性 部屋を斜め使いする２ DG-58を使ってリスニングルームの音響を改善する

前回とは逆方向に傾けて測定しました。

音響特性 部屋を斜め使いする DG-58を使ってリスニングルームの音響を改善する

左右対称にはなりませんが、部屋を斜め使いしてみました。

音響特性 部屋を横使いする DG-58を使ってリスニングルームの音響を改善する

部屋を横使いしてみました。

音響特性 スピーカーを内振にする DDG-58を使ってリスニングルームの音響を改善する

スピーカを内振して測定しました。

音響特性 部屋を縦使いする DG-58を使ってリスニングルームの音響を改善する

部屋の縦使いから測定を開始しました。