インピーダンス測定
スピーカケーブルの特性
スピーカのインピーダンスを測定したついでに、スピーカケーブルのインピーダンスも測定してみました。3種類測定しましたが、これらはすべて5年程前に購入したものです。
スピーカケーブルの片側をインピーダンス測定器につなぎ、反対側はショートさせています。つまり、ケーブルの折り返しを測定していることになります。ケーブルの特性インピーダンスを測っているわけではありません。
ケーブルの”正しい”測定方法ではないと思います。
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スピーカのインピーダンスを測定したついでに、スピーカケーブルのインピーダンスも測定してみました。3種類測定しましたが、これらはすべて5年程前に購入したものです。
スピーカケーブルの片側をインピーダンス測定器につなぎ、反対側はショートさせています。つまり、ケーブルの折り返しを測定していることになります。ケーブルの特性インピーダンスを測っているわけではありません。
ケーブルの”正しい”測定方法ではないと思います。
オーディオファンの方は、インピーダンスという言葉を聞くとスピーカのことを思い浮かべるのではないでしょうか。私も我が家のスピーカを測定してみました。
モニターオーディオのPL300です。真空管アンプには手強いスピーカです。
ALHM6702を使って発振を経験したという記事は川名幸男氏が書いておられ、2014年のトランジスタ技術3月号の157ページから158ページにその詳細が記述されています。ALHM6702の反転増幅器2段で30dB30MHzのアンプを製作しているのですが、私と同じようにDip変換基板を用いて盛大に発振したとあります。氏は実装をやり直して解決したようです。
私はどうしたかですが、たまたま手持ち部品の中にAD811というALHM6702より帯域の狭い電流帰還型オペアンプを見つけ使ってみることにしました。帯域幅はALHM6702の720MHz(ゲイン2倍)に対し120MHz(ゲイン2倍)で、パッケージは8ピンDipです。
安定化電源の設計では、出力コンデンサの直流抵抗が系の安定性にとって重要なファクターであることが分かりました。直流抵抗は技術雑誌に載っている値を参考にすれば事足りることがほとんですが、自分の選択した部品の特性がどうなっているのか分からないのは少し不安になります。また、”部品の特性と音質との関係”がどうなのかということも気になります。
一般的に、受動部品の特性を測定するにはインピーダンス測定器を用います。インピーダンスとは、抵抗とキャパシタンス、インダクタンスの各成分が複素平面上で形成するベクトル量です。従って、インピーダンスは周波数によって変化する値となります。
電気系の学生はブリッジでインピーダンス測定する実験を必ずやるはずです。でも、今の学生は手を動かし感覚を研ぎ澄ませて電気と向き合うなんてことはやらないのかもしれませんね。
前置きが長くなりましたが、アナログディスカバリーを用いたインピーダンス測定器を製作しましたので紹介したいと思います。
アナログディスカバリーと組み合わせて行うインピーダンス測定はI-V法と呼ばれているものです。原理は下記の通りです。
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