6V6&7591ppーーーB電源回路の設計
整流はInfineon製のSiCダイオードIDM05G120C5(1200V、5A)とVishay製の電解コンデンサ(500V、330μF)を用います。ダイオードは面実装TO252タイプでコンデンサは自立型スナップインタイプとなっています。
リップルフィルターは一般的な回路構成となっています。FETは秋月で安価に購入できる東芝製TK3A60DA(600V、2.5A)を使用します。FETのゲート側のコンデンサ容量を増やしたかったのですが、ツインタイプのフィルムコンデンサを使用することを初めに決めていたのでこの容量となりました。
リップルフィルターの抵抗は、所望の値を得るため複数個の使用となります。抵抗と並列にツェナーダイオードを入れてあります。これはバイアス電流調整時のB電圧を抑えるためです。左右両チャンネルのバイアス電流調整が終わった後は電圧値が下がるので、ツェナーダイオードは切り離された状態になります。
【6V6のB電源】
下図に回路図を示します。電源トランスの巻線は220Vを使います。
下図はシミュレーション回路です。
下図はシミュレーション結果です。
整流後の電圧は291V(負荷電流180mA)、リップルフィルター後の電圧は270Vになりました。このシミュレーションではヒーター回路とオペアンプ回路への電力供給が含まれていませんので、実機ではもう少し小さめの値になると思われます。
下図は整流直後とリップルフィルター直後のリップル量を比較した結果になります。約56dBのリップル低減効果が確認されました。
【7591のB電源】
下図は回路図になります。電源トランスの巻線は300Vを使います。
下図はシミュレーション結果です。
整流後の電圧は394V(負荷電流200mA)、リップルフィルター後の電圧は370Vになりました。
下図は整流直後とリップルフィルター直後のリップル量を比較した結果になります。約56dBのリップル低減効果が確認されました。
【75913極管接続のB電源】
下図は回路図になります。電源トランスの巻線は320Vを使います。
下図はシミュレーション結果です。
整流後の電圧は420V(負荷電流200mA)、リップルフィルター後の電圧は399Vになりました。
下図は整流直後とリップルフィルター直後のリップル量を比較した結果になります。約54dBのリップル低減効果が確認されました。
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