Audirvāna Origin を導入する
これまでPCオーディオの再生ソフトとして使ってきたAudirvana3.5を最新のAudirvāna Originに変更しました。2022年3月にAudirvana Studioの買取版として販売が開始されたもので、当初はAudirvana本と言っていました。2022年9月から今の名称になっています。私は旧版のライセンスを持っていたので少しだけ安く入手することができました。
ホームページへ行きプログラムを入手します。
ダウンロードされたdmgファイルを使いインストールを開始します。完了後にポップアップする画面で”Audirvana.app”をアプリケーションフォルダに移動します。
最初に色々とメッセージが出てきますが後で設定できるのでスキップします。
ホーム画面には何も表示されません。最初は黒地です。下図は白地に変更した後のものです。
下図はオーディオの設定画面です。今の所何も触らずに使っています。
下図はライブラリの設定画面です。音楽ファイルの入っている場所を指定しAudirvanaに認識(同期)させています。上の方に進捗状況を示すバーが見えます。
下図は外観の設定画面です。デフォルトの黒地から白地に変更しました。
下図は”出力装置選択”アイコンをクリックした時に出てくる画面です。接続されているDDコンバータが表示されています。
Audirvanaはタグ情報を元にアルバムや楽曲を絞り込んでいくフィルター機能を持っています。下図はフィルターを使って”ヴィーナスレコード”&”ヨーロッパジャズボーカル”で絞り込んだ画面になります
下図は楽曲の再生画面です。
下図は新たに加わったフォルダービューの画面です。私を含め多くの人が待ち望んでいた機能だと思います。
再生環境も変わりました。PCはMACmini2014でOSはMonterey12.6.7です。ディスプレイはIOデータの21.5インチです。
音質ですが、旧版と比べて大きく進歩しています。SNが良く雑味成分が無くなったように感じます。さらに、どのような加工をしているのか分かりませんが、若干の気持ち良いエコー成分(響き?)があるような印象を受けます。その結果、楽器やボーカルが空間に浮き上がって聞こえてきます。音場も前後左右上下へ大きく広がったように感じられ、音楽への没入感がより強くなりました。
現在は音の加工が様々なフェーズで行われていて、70年代にあったような原音再生とか生の音という言葉が死語になりつつあります。Audirvanaがそうだと言っているわけではないのですが、いつの間にか人工的に味付けされた音楽を聴いているのかもしれません。そのような危険性を感じつつも、現代人はそこから得られる音世界の快感にどっぷりハマっています。私もそのひとりだと感じています。
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