ヘッドアンプの回路図と使用部品
MCカートリッジの入力抵抗はディップスイッチで30Ωから480オームの間で切り替え可能です。ゲインは100倍(40dB)です。チップタイプの抵抗を使用するのでワッテージは大きめにしています。オペアンプの出力に入っている1.5kΩはCR型イコライザー回路の一部を取り込んだものです。
MMカートリッジの入力容量はディップスイッチで100pFから470pFの間で切り替え可能です。アンプのゲインは5倍(14dB)としました。
電源電圧は±12Vとしました。パスコンは全てフィルムコンデンサです。
下図は使用部品のリストです。部品の数量は基板2枚分(左右)となっています。
下図はAnalog DevicesのオペアンプADA4898の写真です。裏面に放熱パッドが付いています。
下図はルビコンの薄膜高分子積層コンデンサPMLCAPの写真です。左側が16V22μFで右側が50V0.1μF、サイズは5750と3216となっています。
下図はMMカートリッジの入力容量切り替えに使ったWIMAのポリプロピレンフィルムコンデンサFKP2シリーズの写真です。
下図は双信電機のマイカコンデンサの写真です。
下図は薄膜タイプのチップ抵抗の写真です。左はVishayのMMBシリーズの1Wタイプ、右はパナソニックのERAシリーズの1/8Wタイプとなっています。
下図はオムロンの傾斜型ターミナルブロックXW4Eタイプの写真です。左が2ピンで右が3ピンになっています。オムロンから直接購入できますが、在庫確認がサイト上で難しいのでモノタロウとかから購入したほうが安心だと思います。
下図はコパルの表面実装型のスイッチCASシリーズの写真です。こんな小さいのに金メッキツイン接点の優れものです。左が2回路2接点タイプで右が1回路2接点タイプとなっています。
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