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2020/12/08

EAGLE入門 第五章【ライブラリ】 標準ライブラリのシンボルを加工して使う

Photo_20201208112901


(3)標準ライブラリのシンボルを加工して使う

前回の”(2)標準ライブラリのシンボルをそのままコピーする”と途中まで同じです。

EAGLEを立ち上げ画面の一番上に”Libraries”があり、左の三角マークをクリックすると下図のように3つのフォルダーが現れます。
Photo_20201208113101 一番上に(消してありますが)ライセンス認証時に登録した個人名が付いたフォルダがあります。これはダミーです。
二番目の”Managed Libraries”は標準ライブラリでたくさんのデバイスが最初から入っています。
三番目が自前のライブラリを作成できる”libraries”です。パソコン上の場所ですが、Windowsでは ドキュメント¥EAGLE¥libraries 、MACでは 書類¥eagle¥libraries です。残念ながら名前の変更はできないようです。




メニューバーの”File”から”New”を開き”Library”をクリックします。

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ライブラリ管理ウインドウが開きます。
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メニューバーの”File”から”Save as ...”をクリックします。

Photo_20201208113301



保存画面がポップアップします。「Capacitor」という名称にしました。
Photo_20201208113302


”libraries”の下に”Capacitor.lbr”というフォルダができています。
Photo_20201208113303


ライブラリ管理ウインドウの上部ツールバーから”Symbol”アイコンをクリックします。

Photo_20201208113401



名称を入力するウインドウがポップアップします。極性有りのキャパシターシンボルの名前を「POLARITY」と入力しました。”OK”ボタンをクリックします。
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”Yes”ボタンをクリックします。
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ライブラリ管理ウインドウがシンボルエディタの画面に変わります。一旦閉じます。
Photo_20201208113802


”Capacitor.lbr”にある”Symbols”の中に”POLARITY”が作成されています。右側ペインは空になっています。
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標準ライブラリに移動します。”rcl.lbr”フォルダーにある”Symbols”の中から極性有りのキャパシター記号”CPOL”を選択します。
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”CPOL”上で右クリックし、表示されたメニューの中から”Open in Library”をクリックします。

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シンボルエディタ画面が立ち上がり”CPOL”の内容が表示されます。
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サイドツールバーから”Group”アイコンをクリックします。

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マウスの左ボタンを押したままカーソルを移動させ線画と文字の全てを囲みます。囲んだ部分がハイライトされます。

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サイドツールバーから”Copy”アイコンをクリックします。

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ハイライトしているシンボルの上にマウスカーソルを持っていき右ボタンをクリックします。表示されるメニューの中から”Copy: Group”をクリックします。上部ツールバーにある”Stop”アイコンをクリックしてから画面を閉じます。

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”libraries”の”Capacitor.lbr”に戻ります。”Symbols”から”POLARITY”をハイライトさせ、右クリックで表示されるメニューから”Open in Library”を選択します。

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シンボルエディタ画面が立ち上がります。サイドツールバーから”Paste”アイコンをクリックします。

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先ほどコピーしたシンボルがハイライトされ自由に動く状態で現れます。原点付近に移動させクリックして固定します。このあと自由に修正/加工ができます。
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修正/加工が終了したら、上部のツールバーにある”Save”アイコンをクリックし保存します。

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”POLARITY”の右側ペインに作成したシンボルが表示されます。
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