EAGLE入門 第三章【ボード図】 部品を移動する
(7)部品を移動する
部品を移動して基板上に配置していきます。サイドツールバーから”Move”アイコンをクリックします。
移動する部品のフットプリントにマウスカーソルを持っていき左クリックします。フットプリントがハイライトされ自由に動く状態になります。
配置する場所までマウスを操作し移動します。
マウスの右ボタンをクリックすると反時計回りに90度回転します。
配置する場所が決まったら左ボタンをクリックして固定します。
部品を移動させるもう一つの方法を紹介します。サイドツールバーから”Move”アイコンをクリックした後、コマンドボックスに移動する部品の部品番号を入力します。
部品番号を入力するとフットプリントがハイライトされ自由に動く状態になりますから、マウスを操作して配置する場所まで持っていき、左ボタンをクリックして固定します。
又は下図のように固定する場所の座標をコマンドボックスに入力します。
座標を入力するとマウスの左ボタンをクリックしなくても下図のように固定されます。
(8)部品を回転する
基板上に固定されている部品を回転させます。サイドツールバーから”Rotate”アイコンをクリックします。
回転させる部品のフットプリン上で左クリックすると反時計方向に90度回転します。
(9)部品を部品面/半田面間で移動する
両面実装する場合、部品を基板の表と裏の間で移動することがあります。
下図は部品面に配置されている面実装タイプのトランジスタです。
サイドツールバーから”Mirror”アイコンをクリックします。
部品のフットプリント上にマウスカーソルを移動させ左クリックすると基板の反対面に移動します。下図は前記のトランジスタを半田面に移動させたものです。パッドの色が赤から青に変化していることと、部品番号が裏返しになっていることで半田面に配置されていると分かります。
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コメント
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直行座標で移動させる場合は理解できました.
曲座標で移動させる方法はあるのでしょうか?
投稿: | 2021/10/10 01:06
コメントを頂き、ありがとうございます。
極座標での移動というのはベクトルで移動先を指定するということかと思います。申し訳ないのですが、EAGLEでそのような操作ができるかどうか私には知識がありません。部品の角度は”Angle”で、移送先は”(x y)”座標で指定することで同じ結果が得られると思います。
投稿: コーちゃん | 2021/10/11 12:30