EAGLE入門 第三章【ボード図】 三端子レギュレータ電源のパターン配線 その1
(18)三端子レギュレータ電源のパターン配線 その1
(3)基板外形を描く の続きからです。
全ての部品を基板上に配置しました。(7)部品を移動する を参考にしてください。
基板サイズが大きすぎます。一旦外形線と取り付け穴を削除します。(3)基板外形を描く を参考にしてください。
基板サイズは横80mm、縦50mmとします。グランドを接続するコネクタCN2を基板縦方向のセンターに配置することにします。そうすると (50/2.54)=19余り1.74 なので基板をY軸マイナス方向に 1.74/2=0.87 シフトすれば良いということになります。基板の原点座標は(0 -0.87) になります。部品配置の基準であるグリッドは座標(0 0)から刻まれていきますから、部品配置を優先させると基板の方をグリッドからシフトさせることになります。基板原点の座標とボード図の原点座標とが異なっていても基板製造上全く問題ありません。
基板の外形図を描いていきます。(3)基板外形を描く を参考にしてください。
部品全体が上に1.27mmずれています。まとめて移動することにします。
サイドツールバーの”Group”アイコンをクリックします。次に、移動したい部品グループの対角の一方をマウスの左ボタンでクリックし、そのまま反対側の対角方向に移動し左ボタンから指を離します。マウスを移動している時、線分を対角線とした四角形がグレーで表示されます。マウスの左ボタンから指を離すと、先ほどグレーで囲まれていた部品グループがハイライトされます。
サイドツールバーの”Move”ボタンを押します。ハイライトした部品グループの上でマウスの右ボタンをクリックすると”Move : Group”という表示が現れるので、これを左ボタンでクリックします。
選択された部品群が自由に動く状態になりますから、下方向に1.27mm移動させ左ボタンをクリックし固定します。
各コーナーに取り付け穴を配置します。(4)丸穴を描画する を参考にしてください。
基板の角4箇所に丸穴が置かれました。
配線禁止エリアの表示も行います。
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