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2020/10/20

EAGLE入門 第三章【ボード図】 ポリゴンでベタパターンを描く

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(15)ポリゴンでベタパターンを描く

グランド等を描く場合にベタパターンを使うことがよくあります。その際に使うのはポリゴンです。ポリゴンには細かい設定があるのですが、それについては次回説明することにします。今回はまず基本的な使い方について理解することにしましょう。

サイドツールバーから”Polygon”アイコンをクリックします。

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ベタパターンの外形を描きます。起点でマウスポインターをクリックし、その後曲がり角ごとにクリックして描いていきます。ここでは四角形としましたが形状は自由です。
Photo_20201020065602 注意が必要なのは、描くエリアの中に”ベタパターンと同じネット名を有するフットプリントの端子もしくはビアが存在しなければいけない”ということです。



ベタパターンの外形を描いていき、最後は起点に戻りその上でクリックします。
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隙間なく外形がクローズできていると外形線が点線に変化します。


ベタパターンのネット名を尋ねる画面がポップアップします。
Photo_20201020071401 ネット名が分かっている場合はここで入力し”OK”ボタンを押します。次の作業は下記 (*) からになります。

ネット名を入力しない場合は”Cancel”ボタンを押してください。




ベタパターン内で接続するフットプリントの端子もしくはビアと同じネット名を付けます。
サイドツールバーから”Name”アイコンをクリックします。

Photo_20201020065801



ベタパターンに与えるネット名を既存のネット名からコピー&ペーストします。まず、既存のネット名を有する端子もしくはビアをクリックします。ここではC1のマイナス端子をクリックしました。Nameウインドウがポップアップしますからインプットボックス内のネット名をコピーし、ウインドウをクローズします。

Photo_20201020065802



ベタパターンの外形線上をクリックします。Nameウインドウがポップアップします。

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先ほどコピーしたネット名をペーストし、OKボタンをクリックします。

Photo_20201020065902



(*)  サイドツールバーから”Ratenest”アイコンをクリックします。

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外形線の内側が塗りつぶされます。外形線だけにしたいときは、サイドツールバーから”Ripup”アイコンをクリックしベタパターンの上でクリックします。
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今回はポリゴンの使い方を理解するために四角形を描きました。角が直角のままなのでRを付けます。サイドツールバーから”Miter”アイコンをクリックします。

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”Radius”コンボボックスにRの寸法を入力します。ここでは「1」mmを入力しました。形状は”Round miter wire”を選択します。角の上にマウスポインターを持っていきクリックします。
Photo_20201020070201


全ての角にRを付けました。
Photo_20201020070202


サイドツールバーから”Ratenest”アイコンをクリックし形状を確認します。
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