EAGLE入門 第三章【ボード図】 ボード図入力画面へ入る
(1)ボード図入力画面へ入る
EAGLEを立ち上げ、”Projects”の中からボード図を作成する回路図を選択し開きます。回路図画面の左上にある”Generate/switch to board”アイコンをクリックします。
回路図からボード図を作成しますかというウインドウがポップアップします。”Yes”ボタンをクリックします。
下図のようにボード図の画面がポップアップします。右側に基板外形が描かれ左側に部品が置かれています。Free版の場合、許されている最大サイズ(100mmX80mm)の基板外形が描かれるようです。
ボード図が立ち上がっただけでは未だファイルがで作成されません。メニューバーの”File”から”Save as ...”をクリックします。
ファイルを保存する画面がポップアップします。回路図が入っているフォルダーを選択し、インプットボックスに回路図と同じファイル名を入力します。拡張子は.brdです。ポップアップした時点でこの状態になっていて何もしなくてよいかもしれません。”Save”ボタンをクリックします。
下図に示すようにプロジェクトの中にボード図が作成されています。先頭に緑色のアイコンが置かれています。
(2)グリッドを表示する
ボード図左上にある”Grid”アイコンをクリックします。
グリッドの設定ウインドウがポップアップします。”Displya”ラジオボタンで”On”を選択します。次に、”Size”のインプットボックス横に単位系のプルダウンメニューがあります。クリックして表示させます。
単位は4つの中から選ぶことができます。デフォルトのmilは、1mil=1/1000inchという単位です。基板の寸法やドリルの径などはメートルが扱いやすいです。しかし、部品の寸法は未だインチが主流ですから、1inch=25.4mmを常に意識して作業を行うことになります。ここではmmを選択しています。
下図のように書き換えました、”Alt”の使い方は(10)配線の中で説明します。
下図のようにボード図全体にグリッドが表示されました。
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