EAGLE入門 第二章【回路図】 部品を移動する
(11)部品を移動する
サイドツールバーの”Move”アイコンをクリックした後、部品の十字マーク付近を左ボタンでクリックします。
選択された部品がハイライトされ自由に動く状態になりますから、希望する場所まで移動させ左ボタンをクリックし固定します。
Moveコマンドは部品シンボルだけでなく配線やネット名、部品番号、部品名にも使用できます。
(12)部品グループを移動する
複数の部品をまとめて移動することができます。まず、サイドツールバーの”Group”アイコンをクリックします。
次に、移動したい部品グループの対角の一方をマウスの左ボタンでクリックし、そのまま反対側の対角方向に移動し左ボタンから指を離します。マウスを動かしている時、移動線分を対角とした四角形がグレーで表示されます。
マウスの左ボタンから指を離すと、先ほどグレーになった部品グループがハイライトされています。それを確認した後、サイドツールバーの”Move”アイコンをクリックします。
ハイライトした部品グループの上でマウスの右ボタンをクリックすると”Move : Group”という表示が現れるので、これを左ボタンでクリックします。
選択された部品群が自由に動く状態になりますから、目的の場所まで移動させ左ボタンをクリックし固定します。
グループ移動は、部品単独はもちろん部品と配線が混在していても可能です。また、”Group”ボタンを押した後エリアを選択し、まとめて”Copy”や”Delete”等を実行することも可能です。
(13)部品をページ間で移動する
移動したい部品が1個でも複数でも同じ操作になります。”(12)部品グループを移動する”で部品を自由に動く状態にするところまでは同じ操作手順です。その後、回路図エディタの左上にある”Sheet”欄をクリックし移動先のページを選択します。
移動先の回路図面ページに変わりますから、目的の場所まで移動させ左ボタンをクリックし固定します。
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