20W/4Ω D級アンプ 電源の設計
下図はアンプ全体を示す構成図です。出力段の電源はトロイダルトランスと整流回路で構成します。安定化はしていません。入力バッファとPWM変調部は別電源です。基板搭載型のトランスと整流回路、三端子レギュレータで構成されています。二つの電源はアンプ基板上で一点接続します。
下の写真は使用したトロイダルトランスです。BLOCK製の100VA仕様のものです。115V入力で9Vx2の出力が得られます。
トランスの特性を測定し、突入電流と定常電流、イレギュラー電流をシミュレーションしました。
下図がシミュレーション結果です。ヒューズは日本製線のFSLシリーズ(タイムラグタイプ)ですと1A〜1.6A品が使えます。
下図は整流回路です。ハイリップルタイプ16V8200μFで安価(@¥50)な製品を秋月で見つけました。プラスマイナスそれぞれに4個奮発したのですが、音質を考えるとこの倍以上の容量が欲しいところです。
電源による違いを比較するためにスイッチング電源も用意しました。コーセル製FBW50F-12です。仕様は50W±12V出力となっています。
下図は±5V電源の回路です。トランスはRS PRO製の4VA仕様のものです。115V入力で6Vx2の出力が得られます。三端子レギュレータはプラス側のみ低飽和型を使いました。
AC入力部には高周波対応インレットを使います。装置内部で発生する高周波雑音をできるだけ外部に漏らさないよう、D級アンプには必須のものです。
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