Phasemation PP-300
フェーズメーションのMC型カートリッジPP-300です。
ヘッドシェルは同社のCS-1000を使いました。塗装がしっかりしていて高級感があります。
リード線をカートリッジに接続します。同じ会社なので線がねじれずストレートにつながります。
ねじ止めしました。写真ではヘッドシェルとカートリッジの面があっていますが、オーバーハング調整をすると少しずれます。同じ会社の製品を組み合わせて使うのですから目印となるラインが入っているとよかったです。
アームに取り付けました。
再生中の写真です。
針を落とすとびっくりするほど鮮やかで瑞々しい音が出てきました。フェーズメーションのホームページに「従来のMCカートリッジでは再現出来なかった鮮度の高い中高音と豊かな低音、さらには空間の表現力をも兼ね備え」と書いてありますが全然大げさではありません。レコードってこんなにいい音だったんだと目から鱗です。PD-171Aの基本性能が高いということがそのベースとなっているのはもちろんです。
1979年にリリースされた松任谷由実の”悲しいほどお天気”です。A面3曲めの「緑の町に舞い降りて」、ユーミンの声がセンターから聞こえてきた瞬間鳥肌が立ちました。ウオー〜と声が出そうです。もともと音の良い盤と思っていましが....。
1977年にリリースされたリンダ・ロンシュタットの”夢はひとつだけ(Simple Dreams)”です。A面1曲めの「It's So Easy」、粒立ちのはっきりしたメリハリのある音が飛び出してきて背中がゾクゾクします。我が家のスピーカーからこんな音が出るなんて、これまたウオー〜です。
1957年にリリースされたルー・ドナルドソンの”Lou Takes Off(Blue Note 1591)”です。私が持っているのは”ウェストレックス3D-IIでカッティング”と銘打たれた1991年の東芝EMI盤です。これまた素晴らしい。モニターオーディオPL300がホーンスピーカーに変身したかのような三管の響きが気持ち良いです。
PP-300はエージングが少し必要なようです。買った最初の頃、A面からB面にひっくり返すタイミングで音がよくなって変だなと思っていました。20枚から30枚ほど聞いてからはそんなことがなくなりました。私の買ったのだけかもしれませんが。
アナログ再生のシステムは下記の通りとなっています。
アルバムアートを掲載するためAmazonアソシエイトを利用しています。
リンク先はCDで、LPではありません。
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