コンテンツ

« Accuphase PS-1230 | トップページ | ウィリアムス浩子ライブ
 金沢もっきりや »

2017/10/31

第32回 富山クラフトオーディオクラブ試聴会

今年秋の富山クラフトオーディオクラブ試聴会は、富山県射水市の小杉文化ホールで開かれました。小杉町は高速道路を使うと金沢から約1 時間、高岡市と富山市の中間に位置しています。



01_2



大ホールと小ホールがあり、試聴会は「まどかホール」と名付けられた小ホールで行われました。



02



1F 168席、2F 72席の合計240席で、とてもコンパクトな空間でした。これまでのホールはすり鉢状をしていて、ステージが低く座席からスピーカを見下ろす感じでした。今回のホールはスピーカの位置と試聴者の耳の位置がほぼ同じで、スピーカからの直接音が多いためかアンプの音がダイレクトに伝わってくるように感じました。


スピーカー切替機を使って簡単に2組のスピーカーを選択できるようになりました。3Wayのシステムは透明感があり、伸びやかでスケール感のある音が特徴です。アルテックの同軸型は中高域が華やかで、低域のリズムがはっきり聞き取れ全体として塊感のある音です。



03



発表されたアンプは
 6V6シングル
 300Bシングル
 805シングル
 Sitシングル
 GM70パラプッシュ
 VT−25シングル
 3C33プッシュ
 421Aプッシュ
の8台でした。



先頭バッターは富山オーディオ初という女性の方が製作したシングルアンプです。ベテラン勢が製作した他のアンプに負けず立派な音を出していました。試聴曲のセンスも良かったです。



04



805のシングルアンプは”腕っ節の強い音”という感じでした。ウンチクを傾けたお話が面白かったです。



05



GM70パラプッシュは異次元の超HiFiアンプです。片チャンネルAC100V8Aということでした。



06



MJに掲載された征矢先生のプッシュプルアンプ2台を試聴することができました。先生方のアンプを聞いて感じるのは、単に音の良いアンプを作るというのではなく、設定されたテーマ(球の種類や回路方式、トランス等の主要部品)の特徴がはっきり分かるような音作りをされているということです。見事だと思います。



07


08



会場の設営等お世話されたクラブの皆様、ご苦労様でした。楽しいひと時を過ごすことができました。ありがとうございました。




« Accuphase PS-1230 | トップページ | ウィリアムス浩子ライブ
 金沢もっきりや »

イベント」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第32回 富山クラフトオーディオクラブ試聴会:

« Accuphase PS-1230 | トップページ | ウィリアムス浩子ライブ
 金沢もっきりや »