NuPrime STA-9
これからだんだんと暑くなってきて真空管アンプには辛い季節となります。その対策ということで、メーカ製D級アンプを導入しました。
できるだけ安価でよいものをと探していたところ、NuPrime社のSTA-9というアンプがオーディオ誌で良い評価を受けているのを見つけました。
無線と実験 : MJ Technology of The Year
セパレートアンプ部門 4位
ステレオサウンド : 2016→2017 BEST BUY
パワーアンプ50万円未満 4位
オーディオアクセサリー: オーディオ銘機賞
パワーアンプ部門 入賞
田舎に住んでいるので試聴は不可能、エイヤッと通販で購入、¥95,000(税抜き)でした。
青の綺麗な箱に入っていました。
正面は青色のパイロットランプのみです。
背面はかなり混雑しています。大型のYラグをつなげようとすると大変です。バナナプラグが欲しくなりました。
スピーカにつなげて音を出した瞬間、全くの別世界が眼前に広がりびっくりしました。
Monitor AudioのPL300を使っていますが、これまでは音がドロドロ、グズグズしていて前に出てこないと感じていました。それが、スピーカコーンが軽くなったかのようにスーと前に出てきます。これまで聞こえなかった音がキラ星のように見えて?きて楽しくなります。スピーカからは若干ノイズ(ジー音)が聞こえるので物理的な特性はよくないのかもしれませんが、音楽を再生するとSNはとても良いと感じさせる鳴り方をします。
昨年の金沢ジャズストリートで素晴らしい演奏を披露し感激したロベルト・オルサーですが、CDではその素晴らしさを感じられず困っていました。このアンプであの感動が再び蘇ってきました。ピアノとベース、ドラムスがスピーカの間に立体的に展開して、演奏に心がぐーっと引き込まれていきます。
Steppin' Out (Roberto Olzer Trio)
ジャズ批評2017年3月号で、寺島靖国氏が「現代のピアノ・トリオを聴くにはヴィンテージだと無理な部分がある。やはり最新機材じゃないと最新の録音は再生できないんだよね。」と言っていますが、それがやっとわかった気がします。
CDのジャケット写真はAmazonアソシエイトを利用しています。
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