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2016/08/02

KT88プッシュプルアンプ 組み立て(プリント基板)

プリント基板に部品を挿入して半田付けします。

工具一式です
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部品のリードは治具を使って曲げます。使っているのはサンハヤトのリードベンダーRB−5です。
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整流基板に半田付けしています。コテ先を部品のリードと基板のランドとの両方に当て、十分に熱したところでハンダを流し込みます。
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半田付けが終わりました。フラックスで汚れています。
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洗浄剤を使ってフラックスを除去します。フラックスを除去した後の整流基板です。
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洗浄には写真中央の太洋電機産業(goot)のBS−R20Bを使いました。現在は販売終了になっていて、代替品はBS-W20Bです。
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正直言って、代替え品はダメダメです。フラックスを少し柔らかくする程度の効能しかなく、洗浄剤とは言えないような気がします。主な成分は下記の通りです。

 BS−R20B : イソプロピルアルコール/トルエン/キシレン
 BS-W20B : メタノール/酢酸エチル/メチルエチルケトン

現在、一般人が購入できる洗浄剤の主成分はアルコールなので洗浄能力はとても低いです。別の用途に悪用する輩がいるので規制が入ったのか、人体への影響を考慮したのかは分かりません。
今後ですが、活性度の低いRMAタイプのヤニ入りハンダを使用し、見栄えが悪いのは我慢して無洗浄とするのが良いのかもしれません。能力の低いアルコール系の洗浄剤を使うと、かえって基板表面が汚くなってしまいます。





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