EL84ppアンプ 測定結果(2)
(Ⅲ)歪率特性
一見すると左チャンネルの方が良い特性のように感じますが、値としては右チャンネルの方がよく、各周波数の値が揃っていないので綺麗に見えなくて損をしています。NFをかけた後、0.01W(0.2Vrms)のTHD+Nが0.1%を切っていますから、残留雑音電圧の値は0.2mVrms以下であることがわかります。管球アンプの歪率&雑音特性として良い線いっていると思います。
今回の製作で感じたのは、電圧増幅段をオペアンプで組み電源を安定化したことが影響しているのか、球のバラツキが特性にそのまま出てくるということです。特性そのものは悪くないので気にすることはないのですが、良い球と巡り会えるかどうかは大切なことと感じました。
左チャンネル THD+N
左チャンネル THD
右チャンネル THD+N
右チャンネル THD
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