真空管オーディオ・フェア
CEATEC JAPANの次の日、初めて真空管オーディオ・フェアへ行ってきました。
会場は秋葉原損保会館です。入口は2階で、入ってすぐのホールで販売会をやっています。3〜5階の会議室では展示と試聴会が行われています。
下の写真は販売会の様子です。真空管そのものは思ったほど多く販売されていませんでした。周辺部品の展示販売の方が多くて、価格は普段の1割引きという感じです。私はUS8Pの真空管ソケットが欲しくて何店か見て回りました。10個入り¥5,000の袋に手が伸びたのですが、白と黒のコントラストがかっこよくて作りも良さそうなテフロン製を@¥2,000で買いました。少し贅沢な買い物でした。
ドアを解放している部屋がほとんどで、まともに音質を評価できる環境でないのが気の毒です。そんな中で、花田スピーカー研究所が自社製スピーカシステムとB&W805の比較試聴をやっていました。専用のPCソフトとハードを使って、曲の演奏中10秒毎にスピーカを切り替えるという凝ったものです。使用している楽曲もいろいろで、両スピーカーの特徴がとてもよく分かりました。
3階の広い会議室で試聴会をやっていたのはサンバレーです。店主の大橋さんの説明が分かりやすいこともあり大盛況、超満員でした。私はずっと立って聴いていました。自社製スピーカを自社製アンプでドライブするというのが基本スタイルです。初めて聞いたのですが大手メーカにはない独特の個性を持っている、しかし変にとがっていない安心感のある音でした。特に、Autograph MID.というオートグラフを模したスピーカーシステムは、定位がよく柔らかで響きの豊かな音で気に入りました。少し広めの部屋でシングルアンプの音色を楽しむという用途にはバッチリです。
私はモニターオーディオのPL300を使っていますが、ここには対極の音世界がありました。私の心の中にはこの世界へ行きたいというもう一人の私がいて、その誘惑は球の輝きを見ると増してくるので困ったものです。
損保会館の近くには蕎麦の超有名店があります。せっかく東京に来たのだからとかんだやぶそばへ行ったのですが、2時を過ぎているのに長蛇の列です。田舎者は並んで食べるということが嫌いなので、すぐ近所の神田まつやへ行きましたが定休日でした。ということで、秋葉原駅の近くで水っぽくておいしくないカレーライスを食べて帰って来ました。
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